Home » STONEインフォ

【STONEスタッフコラム】2014年STONEからのご挨拶

 2014年1月9日

読者の皆様

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

2013年はSTONEにとって、少しずつですが前進できた1年でありました。
まず、新しく3人のメンバーを迎え入れることができ、ブログ記事の種類や数を増やすことができました。
特に年末に公開したフェアトレード批判、フェアトレードの問題・デメリットについて考える(フェアトレードのおかしな真実を読んで)はSNS上で拡散し、瞬間的にではありますが大勢の方に読んで頂きました。任意団体としての活動でなかなか大きな進展がない状態ではありますが、確実に前に進んでいることを実感しております。

2013年に多く読まれた記事のTOP10は下記の通りです。

  1. 【スタディー】アフリカにおける食糧事情②-食糧問題解決のために知っておくべき4つの視点
  2. フェアトレード批判、フェアトレードの問題・デメリットについて考える(フェアトレードのおかしな真実を読んで)
  3. 【スタディー】バングラデシュの地下水ヒ素汚染 その1- 問題を引き起こしたのは国際機関-
  4. ミレニアム開発目標の達成状況は現状どうなっているのか
  5. 途上国と知的財産権問題 <前半>
  6. 【スタディー】Bad Charity?-良心で行おうとしたTシャツ寄付が物議を醸したのはなぜか。
  7. サブサハラ・アフリカにおける貧困は全く減っていない。
  8. 【スタディー】バングラデシュの地下水ヒ素汚染 その2 – SONOフィルター
  9. 【スタディー】支援の落とし穴①―汚職
  10. 数字で見る:アジア(と少しアフリカ)の経済と医療事情を調べてみた

***

さて、2014年1発目のコラムですので、私と共同立ち上げ人であるぬのいの想いをそれぞれ書こうと思ったのですが、ぬのいの言葉は私の想いとシンクロしているので、彼女の想いを以下の通り記載します。長いですが、お付き合い頂けたら幸いです。

---共同立ち上げ人:ぬのいからのメッセージ---
STONEをはじめてちょうど3年がたちました。あの頃は学生でしたが、今はもう社会人です。
社会人になったからというのもあるし、日々新しいことを学んでいく過程で、
自分の思考もどんどんどんどん変化していきます。その変化をいつも楽しんでいます。

あの頃はまだ無知で、言ってしまえばたちのわるい批評家だったかもしれません。
他の国際協力団体はだめで、自分たちは勉強しているから偉いと思い込んでいました。
たしかに物事をクリティカルに考えたりすることはとても重要で、行動を起こすにあたって
生じる悪影響を最小にするためにも、私たちは失敗事例から学び、多方面から考える必要は
常にあると思います。

でも、行動することの凄さ・素晴らしさを私は今知っています。
私は色んなことを学んで、考えてきた結果、「世の中に正解はない」といって、
答えを出すことから逃げるようになってしまった気がします。
正解なき世の中だからこそ、自分なりの答え・信念を持ち、行動することがいかに
大変で重要か、今となってはひしひしと感じるのです。

もう一つ、自分の中での変化がありました。
あのときは、発展途上国とか、アフリカについて考えることが自分にとって
最大のテーマでした。しかし今は、アフリカとか途上国とかっていうのは、
自分を取り巻く大~きなテーマの中の、ほんの一部になってしまいました。
それもたぶん考えすぎたせいです。

理由とかは割愛しますが、なぜ私がこうして今もSTONEで途上国について
考えつづけているかというと、それを考えるということは、世の中をより理解し、
また自分の生き方を考えるということだからです。(もちろんそのためのテーマは
途上国じゃなくたって何だっていいんです。)
だから、STONEに触れる皆さんも、STONEを通して世の中のことを一歩踏み込んで
考えるきっかけになればうれしいなあと思います。

途上国というと、何か異様な響きを私は感じてしまうのですが、”developing”(=発展途上の)
ということばは、ポジティブなことばであると思います。

今developing countriesと呼ばれている国々も、ビジネスに携わるひとはもう誰もが
市場として注目するようになっています。
せっかくなのではっきり言いますが、ビジネスの市場としてしか見ていないような人たちは、
私はとても嫌いです!

2年前にウガンダを訪れ、熱気に溢れ、起業家の多い国としての実力も目にしました。
都市部での格差はまだあまり感じられず、まさに「発展していっている最中」であることに
みんなパッションを感じているようでした。
もしこのあと、どんどん開発が進み、一方で格差が広がっていくのだとしたらそれは
とても悲しいことだなあと思ってしまいました。すごいエゴだけど。

そして、格差という弊害をうみながら発展していった行く先が、もう経済発展のない、
自殺大国なんだとしたら、developすることの意味って何なんだろうと思ってしまいます。

やっぱり私たちは失敗から学ばなきゃならないし、developedな国として、
同じ過ちを経験させないように、むしろ互いに学びながら、良い方向を模索して
いかなければならないと思います。

“developing”をネガティブな響きにしないために。

3年間ずっとそのことについて考えているけど、まだ答えは見えないです。
STONEの活動を通じて、皆さんと一緒に考えていければと思います。
-----------------------

我々STONEは、おおまかにこのような気持ちに共感したメンバーで構成されています。この考えを貫くために、自分たちで支援活動をしない中立の立場を取り、中立の立場であるからこそできる、利害に一切関係なく、物事の真実・本質と向き合う作業を続けているというわけです(ブログでは公開しておりませんが、勉強する範囲が途上国から離れることも多々あります。途上国について考えるということは世界について考えるということであり、私たち人間の幸せ・人生について考えることでもあるからです)。

直近2014年は、この活動を自分たちの内だけで終わらせるのではなく、外に向けてもっと積極的発信していくこと、そして実際の活動家の人たちと相乗効果を生み出すことを念頭に、取り組んでいきます。そのために、ブログでの活動だけでなく、オフラインでの勉強会やイベントに力を入れていく予定です(第一弾として、直近2月にフェアトレードに関するイベントを企画しております。1月中旬より告知を開始しますのでよろしくお願いします)。

さらなる野望としては、STONEのラボスペースを設けたい!という気持があります。我々が勉強に利用した本を並べたライブラリースペースと、途上国に興味のある人々が気軽に立ち寄り勉強をしたりディスカッションできるスペース、活動家の人のためのミーティングスペースなどを併せ持つ空間にできたら最高です。まだ収益化が全くできていないため、実現可能性はかなり低いのですが、もっとSTONEの活動を意味のあるものにしていくために試行錯誤していく予定です。

以上、途上国の持続的な支援や開発について考える みんなの途上国勉強ラボSTONEを、本年もどうぞよろしくお願い致します。
STONEの活動に興味を持ってくださった方、力になりたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひinfo[@]seize-stone.comまでご連絡ください。

平成26年1月9日 STONE おだ

人気記事


Add Twitter!

Leave your response!

Add your comment below, or trackback from your own site. You can also subscribe to these comments via RSS.

Be nice. Keep it clean. Stay on topic. No spam.

Additional comments powered by BackType






協力:gakuvo
STONE イベント
   STONE ブログ
団体概要
   STONE Twitter
STONE お問合せ
HIKEGRAPH HIKEGRAPH


stone logo