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エイズ孤児支援NGO・PLASの門田さんにお話を伺いました

 2010年7月28日

みなさん、こんにちは!
国際協力に携わっている方々にインタビューするプロジェクトの第1弾です!

第1回目の今回は、アフリカのウガンダとケニアでエイズ孤児支援を行うNGO・PLASの代表を務める門田瑠衣子さんにお話を伺いました。


門田 瑠衣子さん

1981年熊本県生まれ。2006年、明治学院大学大学院国際学修士課程修了。2005年、在学中にケニア共和国でのボランティア活動に参加。それをきっかけに、2005年にエイズ孤児支援NGO・PLASの立ち上げに携わり、同団体事務局長を経て、現在代表理事を務める。海外事業及び国内のキャンペーン事業、ファンドレイジングなどを中心に活躍中。

(8月9日に毎日エデュケーションさん主催のグローバルキャリアセミナーの講師をされるそうです。興味のある方はこちらをチェック。)


―本日はよろしくお願いします。

お願いします。

―まずお伺いしたいのですが、なぜアフリカで支援を行うことにしたんですか?門田さんご自身のきっかけを教えてください。

元々アフリカに行ってみたくて学生のときにボランティアでアフリカに行ったんです。それがとても楽しくてまた行きたいなと思ったことが始まりです。だから好きということが大きいと思います。

―ではなぜエイズ孤児を支援することにしたんですか?

中高生のころ私の周りに家族関係がうまくいっていない友達が多かったので、その頃から家族の問題に興味がありました。だから心理カウンセラーになってそういう人のために何かできたらいいなと思い始めて、それが私の中で初めて明確に誰かの役に立ちたいと思ったときなんです。
その後大学生になって世界の状況を知り、貧困や紛争によって家族がいない子どもが多くいること、エイズで親を亡くしたエイズ孤児がいること、そしてエイズ孤児は親がいない上に差別されていることを知りました。そこで家族問題に困っている友達を助けたいという気持ちが、親がおらず、さらに差別されて困っているエイズ孤児のために何かできたらいいなと思い始めました。

―エイズ孤児支援NGO・PLASのはじまりはどんな感じだったんですか?

NICEというNGOにボランティアで集まっていた学生など7人で、エイズやエイズ孤児のために何かしようと決意して立ち上げたのが始まりです。2005年12月に立ち上げたので4年ちょっとくらい経ちました。

―設立後、PLASにまだ資金力がない間は門田さんご自身は2年間アルバイトで生計を立てながら活動していたと聞きました。そこまでして活動できた理由みたいなものって何かありますか?

好きだからですね。逆に言えば、自分には好きなことしかできないということがわかっていたんです。大学3年生くらいのときに、普通の会社員にはなれないと悟りました(笑)。
ただ、好きなことをやるために好きではないことももちろんやらなければなりません。当時のアルバイトは特に面白いものではなかったけれど、自分の好きなことを続けるためにと思ってやっていました。
将来的に国際協力に関われるかはわからないけど、今は力をつけるために就職するというような選択は先が見えなすぎて私にはできませんでした。

―PLASを設立してから4年ちょっと経ちましたが当時と比べて何か変わったことはありますか?

設立当時よりも今のほうが夢は大きくなりましたね。だんだん活動が具体的になってきたし、できることも増えてきました。

―設立当初はどんな活動をしていたんですか?

PLASの呼びかけ人である加藤が、ウガンダでボランティアしていたときに、彼がとあるエイズ孤児がたくさん通っている小学校を支援している青年と出会ったんです。その小学校は支援を必要としていました。
なのでまずはその小学校の支援をしようということになりました。始めはお金を送ろうとしたんです。そこの子どもたちが音楽教育を受けているということだったので、彼らのCDを日本で売ろうとしたんですね。
ところが、送られてきたCDが支援しようとしている私たちですらちょっとこれは・・・というものだったんで(笑)、CDをチャリティで売ることは断念しました。
その時、ただ、お金を送るだけでなくて、実際現地に行って何が必要か自分達も一緒に考えないと何も始まらないよねという結論に至って、立ち上げて1ヶ月後、設立メンバーのうち3名が、現地に調査に向かいました。
支援先の学校は簡素なつくりで、雨が降ったら勉強できない環境だったので、まずレンガ作りのしっかりした学校を建設して教育環境を整えようということで、支援を始めました。この活動がPLASの初めての支援活動ですね。

―ではNGOとしての活動の目標は?

最初は支援先から必要だと言われたことをやっていこうと思っていたのですが、最終的には現地の人たちが自立できるような支援をしなければいけないと考えるようになり、今では、エイズ孤児を支えることができるよう地域を変え、エンパワーメントしていかなければならないと考えています。そういう支援を行っていきたいですね。
また、今はケニアとウガンダだけですが、今後PLASが成長するに従って、他国での支援もきたらいいなと思っています。
当面はケニアとウガンダの現地事務所が自立して、現地人スタッフだけで活動を行えるようにすることが目標です。

―実際NGO職員の給与ってどうなんでしょうか?

まだまだNGO職員の待遇はよいとはいえません。今後、そういった雇用環境を改善していこうという業界的な流れはあると思います。

―長くなりましたが、最後に国際協力に興味のある人にメッセージをお願いします。

ちょっとでもやりたいという気持ちがあるのならやりましょう。いつかやろうと思っていたら、なかなかはじめられないと思います。
やってみることで、「これはやりたいことと違ったかな」とか、「これがやりたいことだ」とか、わかってくることも多いと思います。どんどんチャレンジしてみては?

―ありがとうございました。


門田さんに出演していただくSTONE Monthly Seminar vol.1 についての詳細はこちら


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