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【第5回勉強会】タイ・ミャンマー・ラオス-麻薬を巡る黄金の三角地帯 開催報告

 2013年12月14日

こんにちは、STONEあべです。今日は先日開催された勉強会の報告をします!

テーマは「黄金の三角地帯を巡る各国の思惑」でした。

タイ・ミャンマー・ラオスにまたがる麻薬王国が形成された歴史的背景やクンサーの台頭、また近年の動向について取り上げ議論しました。

勉強会では特にミャンマー側からの視点で議論が進められ、
・第二次世界大戦後、国共内戦に敗れた中国国民党が流入して麻薬栽培が本格化したこと
・国民党軍から独立したクンサーが政情不安に乗じて麻薬王国を完成させたこと
・タイ・ラオスがコーヒーや茶といった代替作物への転換を進めた方でミャンマーは最近まで麻薬栽培が続いていたこと
・ミャンマー側も最近では取締り強化を実施し、三角地帯地域が経済特区として注目されつつあること
などが報告されました。

参加者からは
・貧しい農民が麻薬の原料であるケシを栽培している中、クンサーの軍事力を恐れたミャンマー政府が取締りを強化できなかったのは当然
・クンサーの得た利益はどのように使われたのか、一部はベトナム戦争にも流入したのではないか
・アフガニスタンの例にみられるように取締り強化の結果麻薬の価格が上昇したことはあったのか
といった多くのコメント・論点が出されました。



また勉強会では三角地帯の麻薬栽培の裏側にはイギリスの植民地支配の名残である少数民族地域と中央政府の対立があったこと、麻薬王クンサーも麻薬で得た資金で拠点の村に道路や病院を整備したり、ホテル経営などの合法ビジネスに出資したり(マネーロンダリングにあたる)といった側面についても理解を深めることができました。

2014年2月には第6回の勉強会を開催します!詳細は追ってお知らせしますので興味のある人は是非お越しください!
第5回勉強会へのご参加、ありがとうございました。


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