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ケニアのICT大手が医療を変える!?

 2011年5月13日

こんにちは。
先日Rising Africaに書いた記事から紹介します。




ケニアのSafaricomがイー・ヘルス事業に着手

TNW Africaが早くからリポートしてきたケニアを始めとしたアフリカでの価格競走とARPU(ユーザーあたりの平均課金)の縮小。収入チャネルの多様化を目指して、電気通信最大手のSafaricomTelkom Kenyaは最近、発生期にあるイー・ヘルス(e-health)セクターを狙ってイー・ヘルスサービスを展開しようとしている。

「Safaricomは広いネットワークインフラを持っており、Mwananchiと差別化するチャンスがある」とSafaricom’s Enterprise Business General Manager の Sylvia Mulingeが述べている(Mwananchiとはスワヒリ語「で一般人」の意味)。「私達は800の村に設備を設置し、その数を5000に増やすことを目指している。」

SafaricomはCiscoとケニアでのイー・ヘルス事業参入のために提携しており、地方の患者が都市部のお医者に診察してもらうことを可能にする。イー・ヘルスサービスを通して、患者がビデオ・カンファレンス施設を利用した診察を受けられる、小さな診療所が村にできていくだろう。

ICTを使ったケニアの事例

最近のイー・ヘルス事業参入の通信事業会社による動きは、ICTをケニア経済の様々なセクターでサービス提供するために使用しようという流れを汲んでのものだ。例えば昨年、ケニアのナイロビとモンバサの控訴院をつなげビデオを通して裁判を早く終わらせることをサポートするtele-justcie サービスがローンチされた。

企業のイー・ヘルスサービス展開とそれがケニアの人々にもたらすことについて、Safaricom’s C.E.O.の Bob Collymoreは、「ケニアの人々が持っている疑問に耳を傾け、彼らが直面している問題を観察し、そしてそれらの疑問に対し解決策を提供することでそれらの質問に答えていく。」と述べている。

加えて、Safaricomの競合の一つであるTelecom Kenya’s Orange はアフリカのモバイルヘルス企業であるmPedigree提携しており、偽造医薬品による被害をSMSベースのソリューションによって食い止めようとしている。Telecom Kenya’s Orangeの受信契約者は、ラベルに記載された照合コードをSMS経由で送信することで薬が本物であることを確かめることができるようになるとされている。

Telkom KenyaのChief Executive Officer である Mickael Ghosseinは、「6月に3G回線を一度導入したら、健康と教育情報分野を参入起点として利用していく。」と述べている。

最後に

前回はアフリカのICTスタートアップインキュベーションについての記事書きましたが、今回は通信事業者大手の事業ということで、アフリカの企業が大きさに関係なく、成長しようという様子がわかりますね。

調べていくと、アフリカでは社会的課題を解決していこう!という流れが根底にあることがわかる記述によく出会います。
その想いがこうやって大手企業のローカル地域参入に繋がっているのかなと思います。
この事業がビジネスとしても医療改革としても、成功することを祈っています。


参考

Kenya’s telecoms giants roll out




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