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アフリカの人々を依存者と見なさず、友人として付き合うこと

 2011年7月10日

こんにちは。
先日@dambisamoyoのツイートで発見した記事、Treating Africans as friends, not dependents が良記事だったので和訳しました。

ちなみに、このDambisa Moyoさんは何度かSTONEの記事でご紹介させてもらっていますが、Dead Aidなどの著者であり、痛烈な援助批判を展開する有名な方ですので、フォローおすすめですよ。


Treating Africans as friends, not dependents

ーーーーー本文和訳ーーーーー

Africa-African_people-hd-1

おおくのアフリカの国々が貧困や社会の機能障害サイクルが続き、経済的に他の国々から遅れをとっている。
このサイクルはすでに発展した国々の方がアフリカの国々よりも優れいているという間違った印象を与えかねない。

Dambisa Moyoの著書であるDead Aidでは、しばしば国を腐敗させるお金の付与や、順調に発展するように行なう援助などによって、西欧の国々がアフリカ経済を弱体化させている、とされている。これは意図せぬパターナリズム(父的権威主義)の結果である。西欧は新しい考え方を獲得する必要がある。それは、「アフリカの国々を単なる助けの求め手ではなく、友人として向き合っていくとどうなるのか?」というものだ。

単なる記号論のように見えるかもしれないが、多くのアフリカのリーダーたちにとっては重要である。例えば、先日カメルーンへいった時には、ジャーナリストのJohn Allenが ナイジェリアのアブジャの司教のJojn Onaiyekan に「どうやってアフリカを助けたらよいか?」と尋ねた際のやりとりを以下に記すのでみてほしい。

問題はあなたがこう質問したことだ、どうやってアフリカを「助けたら」よいか?と。その文脈で使われる、わたしたちがもっぱらあなたがたの豊かさを享受するだけの「救済」には興味がない。わたしたちは新しい関係作りに興味を持っている。それは対等に正しい方向へともに歩むことのできる関係。西欧の国々ができるもっとも重要ことは、開発援助や貿易を増やそうとすることではなく、マインドを変えることだ。

この会話で本当に私の心を打ったのは、「アフリカの国々はただ単に抑圧された顔で手をめいっぱいひろげて西欧の国々の助けを待っている」という見方に対してOnaiyekanが立ち向かっていることだ。
おそらくわたしの中にあるこのマインドは、長年見てきた慈善援助団体のTVコマーシャルに映しだされていたアフリカの人々によって少なからず形成されてきた。

一方で、東の国々は西欧とは違った角度でアフリカを見ていかもしれない。実際、中国がアフリカを劣った依存者だと見ていないことは強く伝わってくる。例えば、中国のビジネスマンがアフリカの女性と結婚し、アフリカでの新しいビジネスの機会を模索していたりするのだ。Jennifer Breaは説明する:

アメリカの人々がスーダンのダルフル州をどのように支援しようかというところで指導者たちを困らせている間に、中国は道路や水力発電ダムをせっせと建設している。中国はアフリカを大きなビジネスチャンスとして、ビジネスパートーナーとしてとらえている。

洋服などを送る代わりにインフラ建設をすることは、アフリカの人々が彼ら自身を長い目で救うためのイニシアチブになる。

アフリカの人々を対等に見ないことは、緊迫した問題を生じさせてきた。たとえは、U2のBonoに対して、彼の考え方を改めるようにと伝えているアフリカ人もいる。
彼がアフリカにもっとお金を与える必要があることを伝える開発のスピーチを行ったあと、アーディエンスのとあるアフリカ人がBonoにこう尋ねた。「あなたはアフリカの人々をどういった人たちだと位置づけている?」

おそらく、わたしたちは間違った道を歩んできた。アフリカの人々を手助けする最善の方法は彼らを支援の受益者と見るのではなく、ポテンシャルを秘めた考える人々であり、依富の創造者として見ることだ。依存から脱却し、自由と繁栄の道へと進むためのサポートをしてくれる友人を、彼らは必要としている。
ーーーーー本文和訳ーーーーー


最後に

いかがでしたか?

国際協力に携わっている方々にとっては耳にタコができるほど聴いたことのある意見だったかもしれませんし、中国のビジネスライクな姿勢すべてがプラスに機能しているのかといったら、疑問を持たれる方もいらっしゃるかと思います。

ぼくがこの記事を読んで感じたことは、「ぼくたち日本人が日本人だけでまとまっているだけダメで、相手とコミュニケーションをとることがまず第一だ」ということです。これはアフリカ以外の国でも、今の東北に関しても同じなんだと思います。

結果がどうなるかはわからないけれど、そのひとつひとつのプロセスでしっかりと相手とコミュニケーションをとって一緒に取り組んでいく姿勢をもつこと。

それぞれの国のそれぞれのレイヤーのひとたちが、
自国をどうしたいと思っていて、
どんな国になったらいいなと思っていて、
どんな暮らしをしたいと思っていて・・・
という彼らの想いを知っているか?汲み取ろうとしているか?

直接支援をしたことのないぼくやSTONEは、恥ずかしながら知りません。

そこで現在、そういうコミュニケーションの場を創っていきたいなと、考えています。
興味のある方はご連絡ください!


参照

■Treating Africans as friends, not dependents




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