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ハッカソンによって世界の問題を解決するRHoKとは?

 2013年6月29日

Hack for Change

2013年6月1-2日は、National Day of Civic HACKING(市民によるハックデー)として、アメリカ全土各地でhackathon(ハッカソン)イベント(Hack for Change)が行われました。

※hackathon…プログラマーたちが集まり、集中的にプログラムを開発すること。

これは市民やソフトウェア開発者、アントレプレナーみんなで集まって、地域の問題を解決するための新しい解決策を、主にITの力でうみ出そう!というイベントでした。

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実はこの6月は、アメリカだけではなく世界各地で、世界の問題を解決するためのハッカソンイベントが行われています。

例えば、6月22-23日には、アフリカのジンバブエで、アフリカ地域で大きな問題になっている汚職を解決するために、若いエンジニアたちが集まるハッカソンがあったそうです。これはI Paid A Bribe(私は賄賂を払いました)というジンバブエのプロジェクトが中心となり、BlackBerryなどをスポンサーに行われたそうです。


RHoKとは

実はその中心にいるのがRandom Hacks of Kindness(RHoK)というプロジェクト。Yahoo, Google, Microsoft, WordBank, NASAなどがこれに協力をしています。

RHoKのホームページによると彼らのミッションは、

”より良い世界のために、実用的なオープンテクノロジーを開発するイノベーターたちのコミュニティをつくり、その作品が社会に良い影響を与えること”

とあります。

また、RHoKのゴールは、

- 人類や地域や世界が直面している困難を解決するオープンテクノロジーによる解決策をつくること。
- 個人、コミュニティ、組織の国際的なコラボレーションをうみだすこと。
- エンジニアたちがその専門的なスキルを人類のために活かせる機会を与えること。
- 社会的インパクトに通づる課題を明確にし、それに立ち向かえるよう、人々や組織の技術力や協力体制を向上させること。

RHoKは、専門家や地域ステークホルダーによって問題を明確化し、定義することから始めます。そして主には、週末にボランティアというかたちで、開発やコンペイベントが行われます。現地の問題に対して主に現地のエンジニアなどが中心に開発が行われるのがいいですよね。


Problems と Solutions

RHoKのホームページには、ProblemsとSolutionsというページがあります。

まず、Problemsのページにいくと専門家によってあげられた世界の問題がずらり。

例えば、直近のものを見ると、
タイトルは”Database of Training Institutions in the Gambia – National Training Authority“(ガンビアのトレーニング機関のデータベース 国立トレーニング機構)とあります。

内容をみると、この国立トレーニング機構は、データベースをつくるのに困難を抱えていて、でもどんなプラットフォームをつかうのがベストかわからないとのこと。
集積したいデータは、生徒の入学・卒業数、先生のデータ、コースと授業料などということです。

そして、この問題を解決するために開催されるイベント情報のリンクが貼られています。このケースでは、RHoK Gambia – June 2013というイベントが行われるそう。このイベントに参加したい人は、WEB上のフォームから応募することができます。


次に、Solutionsのページを見てみると、実際にRHoKで開発された解決策が並んでいます。

例えば、”Election viewing from a GIS map as results stream in dynamically“(GISマップで選挙の結果動向を見る)というのがあります。

中身をみると、このアプリケーションを開発したメンバーの名前、アプリについての概要、スポンサー、そのアプリコードが納められている場所、そしてどのイベントで開発されたかが書いてあります。このケースでは、Nairobi, Kenya: RHoK East Africaにて開発されたとあります。
世界各地のエンジニアたちがどういったシステムをつくっているのか、それをみるだけでも興味深いです。


実際のインパクトは

2012年12月に、16の国、30の地域で6回目の世界的なハッカソンが行われ、RHoKコミュニティによって開発されたソリューションはWorld Bank(世界銀行)や、Amnesty International(アムネスティ・インターナショナル)、Transperancy International(トランスペアランシー・インターナショナル)、Red Cross(赤十字)そして政府等によって活用されているそうです。


日本ではまだ

そして現在も世界各地で様々なRHoKイベントが行われています。
アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ地域で特に盛んに行われているようですが、残念ながら日本では未だのようです。(もちろん、このサイトの外ではハッカソンイベントはいろいろと行われているようですが。)

スクリーンショット 2013-06-16 0.34.51


いくつかルールはあるものの、WEB上のフォームから応募してライセンスを取得すれば、誰でもイベントをおこすことができるようです。

こういった市民パワーを大切にした取り組みは非常にわくわくしますね!
よかったら、興味のある皆さんで集まって日本初のRHoKイベントをやりませんか?


参考

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