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飢餓をなくすための活動は機能していない

 2011年2月21日

こんにちは。
今日は【コラム】ということで、簡単な記事の和訳をご紹介したいと思います。

引用元は少し古いですが2011年1月13日にアップされたNature.comにアップされていた食糧支援についての記事です。具体的な数値などが出てくるわけではありませんが、援助を疑う視点として頭の片隅に置いておくといいかなと思います。


Efforts to end hunger have not worked – January 13, 2011


たくさんの種類の穀物生産や、殺虫剤などの化学物質依存を削減など、飢餓問題を解決するための新たなアプローチが求められているという報告が、ワシントンD.Cに拠点をおく独立した調査組織であるWorldWatch Instituteからなされました。

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ナイジェリアの栄養失調の子ども

その報告では、従来の飢餓をなくすための施策は全く機能していないと言われています。なぜなら925百万人の人々が世界中で今も飢餓に苦しんでいるからです。「国際機関は飢餓と貧困をなくすという活動をしていながら食糧システム全体を無視してきました。」と、この報告を作成したWorldwatch “nourishing the planet” プロジェクトの共同ディレクターを務めるDanielle Nierenbergさんは言います。

新たな種類の食物の種を開発することは飢餓や貧困をに立ち向かう怠慢な解決策であってはなりません。なぜなら貧しい農家にとって短期間の報酬になりがちだからです。それよりもむしろ、長期視点にたった、土壌の栄養状態改善や水へのアクセスを改善するための投資の方が大きなリターンを与えるでしょう。

加えて、飢餓を撲滅することは、よりたくさんの食糧を生産することだけによって達成されるわけではありません。むしろ、すでに生産された食糧をより有効に活用することの方が大きな成果をあげるでしょう。貧しい国でカビやペストによって駄目になってしまう食糧の量を減らすことは、食糧の無用な廃棄を減らすでしょう。

「貧しい国の農家は彼らが直面している問題の解決策を見つけるために新しい技術を用いた実験に対して柔軟です。」と報告で述べられています。しかし、彼らの満たしたいニーズを満たすための解決策をしっかりと明確にするためには、海外の研究機関や開発機関は現地の農家と共に活動をする必要があります。

報告は、歴史的に低いといわれている農業技術開発への経済援助を増やすように、国際機関に求めています。


引用

Efforts to end hunger have not worked – January 13, 2011



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